小児歯科|横浜市緑区・鴨居駅|一般・口腔・矯正歯科|なのはな歯科クリニック

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小児歯科

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子どもの歯の特徴

子どもの歯の特徴

子どもの歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)と異なる特徴があります。

  1. 生え変わる

    乳歯の下には永久歯がおり、生え変わりを待っています。
    生え変わるからと言って虫歯を放置すると、永久歯の虫歯や不正咬合を招きます。
    乳歯を大切にしましょう。

  2. 虫歯になりやすい

    乳歯は「歯の層であるエナメル質・象牙質が薄く柔らかい」ことがわかっています。
    そのため、もろく簡単に虫歯が進行してしまいます。
    また、永久歯に比べて歯が酸に弱く虫歯になりやすいのですが、歯の表面積も小さく隣の歯との距離が近いため、1本の歯が虫歯になるとその隣にもすぐ広がってしまいます。

  3. 虫歯の痛みに気づきにくい

    子どもは自分の歯の状態の確認を行うことはありませんし、自分の歯の変化に気が付くことはほとんどありません。また、永久歯の虫歯のようにお水を飲んだ時にしみたりすることもほぼまれです。毎日の親御さんのブラッシングで気が付かなければ、虫歯の存在に気が付かず放置してしまうことになります。

  4. 歯が小さい

    乳歯は外側の硬いエナメル質やその次の象牙質の厚さが永久歯の半分しかありません。歯の大きさが小さいということは、それを構成する歯の層の厚みも薄いということです。そのため、硬度も弱くもろくなっています。

子どもの虫歯予防

子どもの虫歯予防

歯磨き指導

歯の生え方や年齢、また発育に合わせたその時その時の歯磨きの方法をご指導します。
保護者の方には仕上げ磨きのコツなどもお伝えしていますので、ぜひご活用ください。
5歳までは自分でちゃんと磨けないので、親御さんがしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。また、仕上げ磨きは9歳くらいまで続けましょう。「小学校になっても、仕上げ磨きって必要なの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期は乳歯に混ざって永久歯が生えてくる大切なタイミングです。とくに虫歯になりやすい「6歳臼歯」という大人の歯が生えますので、しっかりと仕上げ磨きしてあげることが大切です。

フッ素塗布

歯の再石灰化を促し、歯質を強くする「フッ素」を歯の表面に塗る処置です。当院では、一般的なフッ素塗布に加え、フッ素入りの歯磨き粉やジェル、うがい薬などを、さまざまなデンタルケア用品を併用します。

シーラント

子どもの奥歯は永久歯に比べ、歯質は薄く、溝は深く噛み合わせ面に食べカスが溜まりやすいです。そのため歯ブラシは届きにくく、虫歯になりやすいポイントです。そこであらかじめ溝にレジン(歯科用プラスチック)を詰めて、虫歯を予防します。レジンは白いので目立つこともありません。
当院ではシーラント処置の際、フッ素徐放性のものを使用しています。レジン自体に歯を強くするフッ素を放出する性質があるため、溝を守るだけでなく虫歯予防効果も期待できます。

当院の小児歯科の特徴

当院の小児歯科の特徴

当院では、まずお子様の歯を虫歯にさせないように予防の観点からアプローチしていきます。
お子様と保護者の方にどうすれば、虫歯は防げるのか、正しい知識を持っていただけるようにサポートしていきます。

治療も行いますが、当院では拘束器具を用いたり、体を抑えながらの治療は行っておりません。
少しずつ出来ることからステップアップしていき、基本的には診療中に泣いたり、中断がないような状態になり初めて治療を行います。
残念ながらどうしても恐怖心が強く、治療が不可能な場合は決して無理をせず、大学病院など専門機関にご紹介させていただきます。
繰り返しになりますが、まずは虫歯にならないように『予防歯科の徹底』
これが一番、大切です。
また、お子様の健全な口腔機能の発育に関して、当院の矯正医と連携し小児期の矯正治療に関しても積極的に取り組んでおります。

保護者の皆様へ

低年齢のお子様の治療は、午前中がおすすめです

3歳未満のお子様の場合、午前中のほうが機嫌よく、疲れも少ないために体調が安定していることが多いです。午後は眠くなりご機嫌が悪くなってしまったり、お昼寝明けの夕方は疲れがたまりぐずりやすくなります。

治療前の飲食はお控えください

緊張感や泣くことで、嘔吐しやすくなります。できれば治療の前の朝ご飯やお昼ご飯は軽くお済ませ下さい。